のぼり旗の破棄と回収
季節に合ったデザインののぼりやイベント期間のみに使用するのぼりなどは、その時期や期間を過ぎると不用になってしまいます。
また、長持ちする素材の布で作っていたとしても、のぼり旗に色褪せやほつれが目立ってくる場合は、見栄えが悪くなりますので、新しいものと交換することになります。
その、いわゆる使用済みとなったのぼり旗はどのように処理されるのでしょうか?
のぼり旗の破棄
●のぼり旗は消耗品です
まず一番多いのは「廃棄」です。 長期使用することによって、日に焼けて色褪せたり布がほつれたりしていたら、なおさら使い続けるのは難しいので、 やはり消耗品として処分することになります。
また、ダメージがあまりない場合でも、実施年月日や第何回というような文言が印刷されている、 単発のイベントの広告物として利用していたのぼりの場合も、次回同じように設置するのは不可能ですので、 やはりゴミとして処分することが多くなります。
店舗・会社・工場・事務所・学校・官公署など、事業活動から出るごみ、個人営業や農業などの小規模事業者のごみも、 全て事業系ごみとなります。
事業系ごみの廃棄方法は家庭用のごみとはルール・法律が異なりますので必ず自治体に確認の上、 廃棄をお願いします。
\定期的な交換をおすすめします/
のぼり旗の回収
●回収業者の選び方
のぼりの回収方法はいくつかあります。状況によって回収業者をお選びください。例えば、
●自ら回収業者に持っていく
●回収業者に取りに来てもらえるサービスを利用 (分別も回収業者にお任せ可能)
収業者に取りに来てもらえるサービスは、のぼり旗の布の部分だけでなく、 長さもありサイズも大きいポール部分やのぼりの土台の処分方法も困りがちですが、すべてを回収してくれますので、手間もかからず安心です。
のぼり旗のリサイクル
リサイクルとはご存じの通り、一度商品となったもので再利用することができる素材を、もう一度新しいものとして蘇らせることです。
手元から離すことは「廃棄」も「リサイクル」もおなじですが、リサイクルでは、今までゴミとして扱われていたものが、有効な資源として生まれ変わります。
●のぼり旗のリサイクル事例:エコバッグ
のぼり旗のリサイクル方法のひとつとして、ロックフェスティバルに使用されたものを、その地元の高校生がエコバッグに作り替えたというニュースをご紹介します。
今までは、会場周辺に毎年200本以上立てられた協賛のぼりは、イベント終了後はそのほとんどが破棄されていたそうです。
エコバッグに作り替えることでごみを減らすだけでなく、イベントならではののぼりのデザインを使用したエコバッグとして活用することで、使い捨てだった広告物を、
使用後も持続性のある広告として利用できたり、付加価値のある商品として生まれ変わらせることができている実例です。
まとめ
〇のぼり旗は消耗品です。定期的な交換をおすすめします。
〇大量ののぼり旗を破棄する際には回収業者を。
〇生地を活かしてリサイクル!エコバック等に変身できるんです。