のぼり旗の生地について

のぼり旗には、用途によって厚みや素材の異なる数種類の生地が使われています。
まずは化繊生地の「テトロンポンジ」です。これはポリエステル系の生地で、のぼり旗の生地として最もポピュラーな素材で、のぼり旗の約90%はこのテトロンポンジが使用されています。
●厚手ののぼり旗に用いられる生地
他に、テトロンポンジより若干厚みがある「トロピカル」や、4〜5倍の厚みを持つ「トロマット」などがあります。
厚みがある分、テトロンポンジよりも丈夫でしなやかなのが特徴です。トロマットは布目もあり、印刷がマットな仕上がりとなります。
また、折りジワが付きにくいため、耐久性が特に求められる場所で使われるのぼり旗の他、横断幕やタペストリーに向いている生地と言えます。
●和風ののぼり旗に用いられる生地
和風ののぼり旗によく用いられるのは「金巾(かなきん)」や「天竺(てんじく)」、「葛城(かつらぎ)」と呼ばれる、木綿100%の生地です。
綿特有のしっとりした風合いに仕上がり、色の付け方も本格手染めと機械染めがあります。
和食系の店舗や神社・大相撲・歌舞伎幟などに用いられることが多く、金巾より天竺のほうが、天竺より葛城のほうが厚手の生地で、テトロンポンジよりも耐久性がありますが、価格は割高になります。
●テントにも用いられる生地
また、もっと厚手の「ターポリン」と呼ばれる生地があります。
テント生地としても用いられていて、風雨に強くとても丈夫な生地です。
ターポリンにはUVインクで印刷する場合が多く、耐水性や耐光性に優れているので、横断幕や懸垂幕などの用途として向いている生地と言えるでしょう。そのターポリンにメッシュ加工(穴あけ)を施し、特に風の強い場所への設置に適している「メッシュターポリン」という生地もあります。
様々なのぼり旗の生地を紹介しましたが、当社ののぼり旗はすべて「テトロンポンジ」を使用しています。
軽くて丈夫なテトロンポンジは、のぼり旗のようにしなやかに風になびき、且つ透け感のある表現をするには最適な生地だからです。
また安価なので、激安のぼり旗の製作には欠かせない生地と言えます。生地が薄いため裏抜けが良いのが特徴で、昇華転写による印刷は片面ですが、裏面までしっかりとインクが浸透するので、裏面が白くなることはなく、裏から見ても色柄やデザインなどがはっきりとした美しい印刷に仕上がります。
風を受けてしなやかにはためき、発色の良い生地で、野外設置を目的とする利用に適しています。
注目度が高く、店舗やイベントのPRにもってこいのテトロンポンジ製ののぼり旗を、ぜひあなた様の販促活動にお役立てください!
\当社では、3つの注文方法からのぼり旗をご購入いただけます/
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