防炎・撥水性のぼり旗
のぼり旗の用途や設置環境などに応じて施すことができる、効果的な加工があります。
ひとつは「撥水加工」です。撥水加工を施したのぼり旗は、雨などの水を弾くことはもちろん、油やほこり、排気ガスなどの汚れが付くのを防ぐことができます。
また、雨天時にのぼり旗がはためくことなどで起こる生地の痛みも軽減されるため、通常3カ月と言われているのぼり旗の寿命をより長くすることができます。
さらに、屋外のイベントなどで長期的にのぼり旗を掲示しなければいけないときにも、撥水加工を施したのぼり旗の印刷は美しく保たれるので、見栄えもよく長持ちさせることができます。
●のぼり旗を撥水性にする方法
一般に撥水加工の方法として、撥水の溶剤の中にのぼり旗の生地を浸け込む方法と、撥水の溶剤をのぼり旗にスプレーで吹き付ける方法の2通りがあります。
長持ちさせることができると言っても永久に撥水効果が続くというわけではなく、例えば一度洗濯などをすると撥水効果はなくなり、同じように雨に濡れるとその度に効果は薄れてきますので、この点は注意が必要です。
※※当店では撥水加工のぼり旗の取り扱いはございませんのでご注意ください※※
●防炎加工ののぼり旗
もうひとつの効果的な加工は「防炎加工」です。昨今、安全対策と防災意識の高まりに合わせ、布製ディスプレイ商品に関しても、防災製品の需要がますます増えてきています。
特に、不特定多数の人が出入りする施設・建築物や高層建築物、地下街等の防火対象物で使用されるカーテンやじゅうたん等は、防炎性能を持つ「防炎物品」の使用が義務付けられています。
「防炎物品」とは、消防法で定められ、同法既定の防炎性機能を満たしたもののことを言います。
例えばガソリンスタンドなどの給油施設や病院、宿泊施設や屋内イベントなどで使用するのぼり旗には、「防炎加工」を施した防炎仕様ののぼり旗が重宝され、当店でも特におすすめしています。
一般に、印刷での防炎加工やインクジェット出力での防炎加工の認定を受けている認定事業者が、財団法人日本防炎協会から防炎認可を取得し、のぼり旗に防炎加工を施します。
製作料金は別途必要ですが、当店でももちろんお見積をさせていただきますのでお気軽にお問い合わせください。