不動産のぼり旗デザインコンセプト
オープンハウスや内覧会、現地見学会、不動産相談会にリフォームフェアなどの不動産業者が企画するイベントに、のぼり旗は今や欠かせないものとなっています。
お客様に会場までたどり着いていただくための宣伝ツールとして、また、イベントの賑わい感を醸し出すことにも長けています。
軽くて持ち運びしやすく、のぼり旗用取り付け器具の扱いも簡単なので、毎回場所が変わるような単発のイベントなどにも向いています。
では、不動産ののぼり旗には特にどのようなデザイン・立て方が効果的なのでしょうか。
●短い言葉でアピール
既製品ののぼり旗デザインでも、走っている自動車からでも目に留めてもらえるように、「分譲地」「入居者募集」「賃貸マンション」など、短い言葉で伝えたいことを表現し、のぼり旗に大きくデザインしているのがポイントです。
また、興味を持ったお客様が連絡することができるように、電話番号や検索窓を入れておくのもおすすめです。
●立てる場所によって目立つカラーをチョイス
オープンハウスや現地見学会などは、のぼり旗が大きな目印となり、土地勘のない場所でお客様を現地に誘導するための大事なツールとなります。
更地に立てる場合は、赤やオレンジなどのはっきりとした色が目立ち、また街路樹や植え込みの多い場所では緑色は避けたほうがいいでしょう。
このように、考慮できるなら、色数を抑え、立てる場所の背景色に映えるようなのぼり旗の色にするのが最善となります。
●不動産屋さんの店頭用ののぼり旗デザイン
ここにお店がありますよ、ということを伝えたいのであれば、何種類も作製する必要はなく、同じデザインのものを複数本、等間隔に並べると存在感がアピールできます。
また、店舗のモットーや販売内容、オリジナル商品などいくつか伝えたいという場合は、デザインは統一して、色と言葉のみを変えるのぼり旗を作製し、並べて立てるという方法がおすすめです。
いろんなデザインを立てるとすっきり感がなくなりますし、伝えたいことが伝わりにくくなってしまうので注意が必要です。
また、のぼり旗の配色には、親しみやすい印象を与えるオレンジやグリーンがおすすめです。オレンジには好奇心を湧きあがらせる作用があるので、集客効果も期待できます。
赤や黄は目立つ色ではあるのですがチープなイメージを伴うので、不動産業界にはあまり向いていないかもしれません。
ピンクやブルーは季節感が出てくるので、年間を通じて開催するイベントよりも、春や夏に特化したイベントに使用するとよいでしょう。